医学部 リハビリテーション学部

School of Rehabilitation

リハビリ
テーション学部

  • 理学療法学科
  • 作業療法学科

2022年4月開設

[卒業時に受験可能な国家資格]
理学療法士/作業療法士

School of Rehabilitation

リハビリ
テーション学部

  • 理学療法学科
  • 作業療法学科

2022年4月開設

[卒業時に受験可能な国家資格]
理学療法士/作業療法士

患者さんの人生と向き合い、
支えるための知識とスキルを修得する。

「リハビリテーションのスペシャリスト」である、理学療法士と作業療法士。理学療法学科では、医療や福祉、スポーツなど様々な分野で社会に貢献できる理学療法士の養成をめざし、作業療法学科では、対象者の状態や生活状況に合わせた支援を行う力を身につけていきます。

実践的なIPE(多職種連携教育)を展開

学部の枠を超えて行う多職種連携教育を、1年次から段階的に展開。臨床現場に近い環境で医・薬・看護・リハビリテーションそれぞれの着眼点を知り、各職種への理解を深めながら、高度なIPW(多職種連携)を学んでいきます。

大学病院における多様な実習

充実した施設・設備が整った兵庫医科大学病院がメインの実習施設。診療チームの一員として患者さんに接し、質の高い医療を提供するための素養や問題解決力を実践の中で身につけます。

医学部

リハビリテーションとは?

病気やけがなどによって⾝体能⼒や機能が低下した状態を改善するための「働きかけ」をリハビリテーションといいます。ストレッチや筋⾁トレーニング、物理療法、⼯芸やレクリエーションなどをとおして、その⼈がもともと持っていた⼼⾝の状態に近づけることを⽬的としています。

理学療法⼠と作業療法⼠のちがい

病気や事故などで⼼⾝に障がいを負った⼈に対し、⾝体的・精神的な側⾯からサポートする、「リハビリテーションのスペシャリスト」である、理学療法⼠と作業療法⼠。どちらも機能回復へ導くという点で学びの分野が似ているところもありますが、「理学療法」には機器を使⽤する物理療法が含まれ、「作業療法」には精神や発達・⽼齢期の障がい分野も加わるため「こころ」を重視する傾向があります。

理学療法⼠

歩く・⽴つ・座るなど
基本的な⾝体動作を回復へ導く

主に「歩く」「⽴つ」「座る」といった基本的な⾝体動作を、機械を⽤いた物理療法や運動療法などのリハビリテーションを⾏いながら機能回復へと導きます。

作業療法⼠

⽇常的な動作を改善させて
社会復帰をサポート

レクリエーションなどの活動をとおして、筋力の増強や⼼⾝の緊張緩和を促します。「⽖を切る」「⻭を磨く」などの細かな動作を回復させて社会復帰を⽀えます。

学びのポイント

良医育成のための充実した教育

01

連携病院での臨床実習で
将来に直結する実践力を磨く

兵庫医科大学病院や関西圏にある連携病院で、経験豊富な指導者のもと、さまざまな患者さんと接しながら実践力を磨けます。

最先端の教育環境・快適な学生生活環境

02理学療法学科

日本代表フィジオから
スポーツ理学療法を学ぶ

日本代表のフィジオ(トレーナー)として、国際大会へ帯同経験のある教員が複数在籍。実践に基づいたスポーツ理学療法を学ぶことができます。

安心のサポート体制

03作業療法学科

地域住民との交流をとおして
求められる力を理解する

地域に暮らす高齢者の方への模擬指導、障がいのある方とそのご家族が参加する講義などを通じて、作業療法士に求められる役割を具体的に理解していきます。

4年間の学び

1年次

IPW(多職種連携)を意識しながら土台づくり

他学部との合同学習をとおして、
「多職種連携」で活躍できる医療人としての基礎を固めます。

2年次

実技の練習を重ねて専門技術を学ぶ

学生同士で練習しながら治療手技を身につけます。また、兵庫医科大学病院の実習では実際に患者さんを受け持ち、実践力やコミュニケーション能力を身につけます。

3年次

専門性を高めて実践スキルを磨く

病院などの医療現場で実習を行い、実践力を高めます。

4年次

チーム医療での活躍を目標に
学びを集大成

医療現場で即戦力となることをめざして、知識と技術をまとめ上げ、「多職種連携」への対応力を強化します。

理学療法士国家試験 受験
2020年度 理学療法士国家試験
合格率:100%
作業療法士国家試験 受験
2020年度 作業療法士国家試験
合格率:97.6%

PICKUP授業

体表解剖学実習(1年次)

体表解剖学実習(1年次)

理学療法技術の基本となる体表触診技術を学ぶ実習です。人体構造への理解を深め、的確な触診ができる技術を養います。

作業療法評価学実習(2年次)

作業療法評価学実習(2年次)

模擬症例を用いて作業療法計画を計画し、実施します。そして評価の結果を統合的に解釈し、その症例に必要な目標を立案します。臨床や実習に直結する実践的授業です。

在学生インタビュー

宅和周吾さん

宅和 周吾さん

兵庫医療大学 リハビリテーション学部 理学療法学科
4年次生

島根県立 松江北高等学校 出身

※学年は取材時

著名な先生方から学べる貴重な体験や
臨床実習を通して成長を実感。

理学療法学科には著名な先生方が多く在籍されており、そういった方々から学べるチャンスはここでしか得られない貴重なものだと思います。私の卒業研究のテーマは、運動習慣が外反母趾に与える影響について。外反母趾は靴との関係に着目されがちですが、運動もリスクを高めます。理学療法がどのように介入できるかを考察することで、今まであまりアプローチされていなかった分野について学びを深めることができました。

「総合臨床実習」では脳神経、循環器、呼吸器のリハビリに携わり、この分野への関心が強くなりました。特に循環器と呼吸器は新型コロナウイルスに起因する合併症が危惧されており、それらに対するリハビリはこれから強く求められるスキルになると思います。また実習で患者さんを担当することで、責任の重さを改めて自覚しました。知識を深めてより良いリハビリを提供することはもちろん、万全の態勢で仕事をするために自身の体調管理も怠らないなど、これから実際に働くうえでの意識の変化と成長を実感できました。

林 隆次さん

林 隆次さん

兵庫医療大学 リハビリテーション学部 作業療法学科 3年次

兵庫県立 加古川西高等学校 出身

※学年は取材時

実践的な授業で学びを深め
障がいを持つ方の思いに寄り添いたい。

理学療法士をめざす兄の影響や、飼っている犬がアニマルセラピーの活動をしていたことから、作業療法士に興味を持ちました。作業療法士には、筋肉や関節の働きといった暗記しなければならないことがたくさんあります。文章だけで覚えるのは大変ですが、「解剖学実習」や「作業療法評価学実習」など人体に触れながら実践する授業のおかげで、知識を体験として理解し身につけることができました。

他学部の学生とチームを組む「早期臨床体験実習」では、病室での様子や薬の副作用など多角的な視点で患者を見つめ、より良い治療を探る大切さも学びました。また障がいを持つ方を招いて生活の中での大変な場面や、どんな思いを抱えているのかを聴く機会があり、そういう方達が自分らしい生活を送れるようサポートしたいという思いが高まりました。

作業療法は身体、地域・老年、発達、精神と多岐にわたる分野のリハビリに携わりますが、全ての分野のスキルを高め、地域に根ざした立場でリハビリを提供できる作業療法士をめざしています。

卒業後の進路

理学療法学科

理学療法士として、医療、福祉、スポーツをはじめ各分野で子どもから
高齢者、アスリートの人生に寄り添います

進学
  • 兵庫医科大学大学院 医療科学研究科(修士課程)へ進学
  • その他大学院へ進学
就職
  • 病院、クリニック
  • 通所・訪問リハビリテーション施設
  • 重症心身障害児(者)施設
  • スポーツ関連施設
  • 介護老人保健施設
  • 療育センター
  • 教育研究機関
  • 特別養護老人ホーム
就職先

兵庫医科大学病院/兵庫医科大学ささやま医療センター
石川県済生会金沢病院/大阪府済生会中津病院/星ヶ丘医療センター/大阪府立病院機構/明石市立市民病院
松下記念病院/芦屋セントマリア病院/医誠会病院/協立温泉病院/協立病院/協和会病院/淀川平成病院/上ヶ原病院/神戸海星病院/金沢文庫病院/ときわ病院/長久病院/順心神戸病院/神戸平成病院/明和病院/吉田病院附属脳血管研究所/神戸リハビリテーション病院/関西電力病院/甲南医療センター/六甲アイランド甲南病院/北野病院/尼崎だいもつ病院/姫路聖マリア病院/ツカザキ病院/渡邊高記念会/神戸協同病院
しばはら整形外科スポーツ関節クリニック/あんしんクリニック/西川整形外科リハビリクリニック/高倉整形外科クリニック/一般社団法人日の出医療福祉グループ
愛仁会グループ

卒業生インタビュー

小池明希歩さん

小池 明希歩さん

神戸市立医療センター西市民病院 勤務

兵庫医療大学 リハビリテーション学部 理学療法学科

2018年 3月卒業

専門分野に留まらない広い知識で
患者さんに寄り添ったリハビリを提供。

急性期病院で早期離床、在宅復帰に向けてのリハビリテーションに携わっています。患者さんが日常に戻るためには、ただ身体機能を回復させるだけでなく、自宅周辺の環境を含め、一人ひとりの生活様式を想定した指導が重要です。中には手術直後の患者さんもいるため、バイタルの変化や既往歴の確認も欠かせません。
また、血液の抗凝固薬を服薬されている方は、ケガを負うと出血が止まらなくなるため転倒に注意するなど、専門分野外の知識や対応も幅広く求められます。私たちから機能回復の進捗状況を看護師に伝え、病棟でも可能な範囲で動作を促してもらうなど、情報発信も大切な業務です。

広い視野で患者さんを捉えるためには多職種で情報を共有することが必須であり、大学で学んだ多職種連携の大切さを実感しています。学びの多い今の職場で経験を積み、将来はより患者さんの生活に密着した訪問リハビリに携わりたいと思っています。

IPW(多職種連携)における
理学療法士の役割を教えてください

理学療法士は身体の動作も含めて患者さんを毎日見ているので、カルテだけではわからない些細な変化にも気づきやすいと思います。だから、気づいた情報をいち早く医師や看護師などのチームメンバーに共有することが、多職種連携における理学療法士の重要な役割だと感じています。

作業療法学科

患者さんの身体・精神の機能回復と社会復帰、
生きがいづくりを支える場が数多くあります

進学
  • 兵庫医科大学大学院 医療科学研究科(修士課程)へ進学
  • その他大学院へ進学
就職
  • 病院(一般、精神)
  • 教育・研究機関
  • 通所・訪問リハビリテーション施設
  • 在宅支援コンサルティング
  • デイケア施設(一般、精神)
  • 療育センター
  • 介護老人保健施設
就職先

兵庫医科大学病院
洲本伊月病院/武田総合病院/姫路中央病院/神戸百年記念病院/順心神戸病院/東浦平成病院/千里リハビリテーション病院/名谷病院/喜馬病院/宝塚リハビリテーション病院/石川病院/阪神リハビリテーション病院/第二東和会病院/本山リハビリテーション病院/さんだリハビリテーション病院/吉田病院附属脳血管研究所/神戸マリナーズ厚生会病院/神戸リハビリテーション病院/ヴォーリズ記念病院/甲南医療センター/六甲アイランド甲南病院/尼崎だいもつ病院/愛仁会グループ/順心リハビリテーション病院/順心病院/関西メディカル病院/森之宮病院/尼崎中央病院/西宮渡辺病院/西宮すなご医療福祉センター/牧病院/大村病院
子ども発達支援センター/吹田療育園

卒業生インタビュー

竹原崇登さん

竹原 崇登さん

兵庫医科大学ささやま医療センター 勤務

兵庫医療大学 リハビリテーション学部 作業療法学科

2016年 3月卒業

患者さんとご家族の思いを汲み
生き生きと暮らせるよう支援する。

病気やけがの後遺症などで生活が困難になるということは、当事者はもちろんご家族もショックですし、受け入れる時間が必要です。私にも同様の経験があることから、周囲の人々も含めて気持ちに寄り添い、他職種とも連携しながらリハビリに取り組んでいます。業務上ケアマネージャーと接する機会が多く、患者さんが退院したその後の暮らしぶりを聞くこともあります。生き生きと暮らしている様子を伝え聞くと、作業療法士としての役割を果たせたとうれしく思います。

現在は老人保健施設で通所リハビリに取り組む一方、脳損傷者の自動車運転再開支援にも携わっています。この新しい分野にチャレンジし、もっと深く学びたいという思いから、母校の大学院にも進学しました。臨床での経験を踏まえて研究を進め、学会発表も積極的に行っています。大学は基礎を学ぶ場であり、臨床はその応用編です。最初は戸惑うこともありますが、基礎をきちんと修得できる兵庫医科大学で学べば、臨床でも活躍できるはずです。

IPW(多職種連携)における
作業療法士の役割を教えてください

患者さんの人間性や普段の生活ぶりを理解した上で、その方にとってより良い退院後の生活はどういうものなのか、今後の人生を送る上で何が必要なのかを取りまとめるのが作業療法士の重要な役割だと思います。他職種からの情報も統合した上で、患者さんと相談しながら、生活を再構築していくための基礎を作るのが作業療法士です。

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